肌を傷める3大要素「こする」「とかす」「日焼けする」の対処法
■2:とかす
クレンジング剤や洗顔料に含まれている「合成界面活性剤」は、うろこ状になっている肌表面のうろこを徐々にはがし、とかしていくのだと著者は説明しています。
毎日使っていれば、角質層は荒れ、薄くなってしまうことに。そうなると水分も皮脂も失われ、常に乾燥した肌になってしまいます。
しかし肌が荒れると、常在菌も失うことになるそうです。バリアが弱い肌環境で、常在菌の働きもなければ、肌トラブルだけでなく、風邪や食中毒などの危険も高まることになるわけです。
そこで、「まずは日々使っているクレンジング剤や洗顔料を見なおしましょう」と著者は提案しています。
特に市販のメイクアップリムーバーは油分が多く、合成界面活性剤を含んでいることも多いので、避けた方がいいそうです。
■3:日焼けする
紫外線は、身体によい面と悪い面をあわせ持っているもの。
紫外線は丈夫な骨をつくるために欠かせないビタミンDを生成するので、完全に日差しを避けようとするのは反対。でも日焼けすると、肌が赤く腫れたり、皮がむけたりし、角質層のダメージは避けられないもの。それがシミ、シワ、腫瘍の原因になるのだといわれているとか。