2022年9月21日 03:40
首に小さなポツポツが大量発生! おまたにできることもある「軟性線維腫」の正体は…【医師監修】
あとは皮膚の老化現象によっても軟性線維腫はできます」(窪田先生)
加齢とともに増える老人性イボとどう違うのでしょうか?
「見た目がまったく違いますね。老人性イボは茶色っぽい色をしています。皮膚の色に近いものもありますが、ゴツゴツとした形状をしていますし、大きさも数mmくらいの小さなものから、2〜4cmくらいの大きなものまであります。
軟性線維腫は首などに小さくポツポツとたくさんできますし、色も肌色〜薄茶色と皮膚に近い色合いをしています。
直径も1〜3mmと非常に小さいのですが、触ると出っ張りがあるのがわかるくらい高さがあります」(窪田先生)
ただし、中には1cmくらいまで大きくなるものもあり、懸垂性軟性線維腫という皮膚にぶら下がるような形状になることもあるそうです。
軟性線維腫はどうしてできるの?
原因は日常生活に潜んでいる
軟性線維腫ができる原因は主に3つ。
・紫外線
・摩擦による刺激
・皮膚の老化
「若い方は基本的に軟性線維腫はできません。
良性のものではありますが、皮膚の老化や体質などが関係しているので加齢とともにできやすくなります。
日光に当たる機会が多いと、その分軟性線維腫ができやすいということもあります。