2022年9月21日 03:40
首に小さなポツポツが大量発生! おまたにできることもある「軟性線維腫」の正体は…【医師監修】
軟性線維腫は30代、40代くらいからできてきます。病院に来られるのは50代の方もいらっしゃいますね。
やはり、外出の機会が多いので見た目が気になるという方が多いです。
ただ、老人性イボと違って軟性線維腫は年を取ったらほぼ全員にできるというものではありません」(窪田先生)
大きさによって治療法は違う?
治療法は2つある
「軟性線維腫の治療はメスやハサミで切除するというものになります。
懸垂性軟性線維腫のように大きくなってしまったものを切除する際は、局所麻酔を使用して傷口を縫合することになります。縫合すれば抜糸の必要があるのでその分通院回数も増えますね。
小さければ麻酔もせずにそのままハサミでバチッと切って、テープをしてしまいます。ハサミで切ると聞くと怖い感じもしますが、少量の出血があるだけで痛みはあまりありません。
基本的には日帰りで治療します」(窪田先生)
他にも治療法はありますか?
「イボの除去と同じように炭酸ガスレーザーで焼き切ることもありますが、そちらはほぼないですね。
軟性線維腫に有効な市販薬もありません。
良性の腫瘍なので無理に取る必要もないものなので、見た目が気になれば手術をおこなうという形になっています」