【美容師が解説!】帽子をかぶるときのNG行動と「髪が崩れない簡単テクニック」とは
ここからは、顔が隠れすぎず出しすぎず、バランスの良いかぶり方をご紹介していきます。
トップに逆毛を立ててボリュームを出す
©永嶋恵美子
まずは、黒目の幅分の前髪を取って横に三等分し、奥から順番に逆毛を立てていきます。
帽子をかぶる前にトップ部分に軽く逆毛を立てることで、髪がつぶれるのを防ぐことができます。さらに、トップに適度なボリュームが出ることによって、帽子をかぶっても頭の形がきれいに見える効果も。帽子を外した後も髪型が乱れにくくなりますよ。逆毛を立てる際は根元付近を指や櫛で軽く逆方向にとかし、自然なボリューム感を作りましょう。
逆毛を立てたら後ろに流しておく
©永嶋恵美子
次に、サイドバングを少量引き出します。サイドは全て耳にかけ、もみあげのところのみ少量引き出すと、左の写真のようになります。
また、帽子をかぶる前に軽くヘアスプレーでセットしておくと、髪が帽子の中で乱れるのを防ぐことができます。軽めのスプレーを選ぶと髪が自然に見えるので、ぜひ試してみてください。ハードスプレーの場合は髪が乱れた際に指通りが良くなく、ヘアセットしづらくなってしまうので注意が必要です。
©永嶋恵美子
この状態で帽子をかぶると、後れ毛を少量出すことによって、程よく顔が見え隠れし、バランスが良くなります!
さらにトップには逆毛を立てているので、帽子を取ってもペタンコになりづらく、おすすめです。