冬虫夏草とルバーブに皮膚免疫を担うランゲルハンス細胞の生存維持に重要な表皮細胞の「RANKL」を増やす効果を発見 日本生薬学会第67回年会にて発表
ランゲリンの存在量
2. ランゲルハンス細胞が多い皮膚はバリア機能が高く、色みが明るいことを発見
50-60代女性を対象に角層中のランゲリンと皮膚状態の相関関係を解析しました。その結果、ランゲリンとバリア機能低下の指標である水分蒸散量及び黄みの指標であるb*値に負の相関が、明るさの指標であるL*値に正の相関が認められました。これにより、ランゲルハンス細胞が多い皮膚はバリア機能が高く、色みが明るいことが示されました。
ランゲリンと皮膚状態の相関関係
3. 冬虫夏草とルバーブがランゲルハンス細胞を維持するタンパク質「RANKL」の発現を相乗的に増加させることを発見
表皮細胞において、ランゲルハンス細胞の維持に重要なタンパク質「RANKL」の発現を増加させる素材を探索した結果、自社農場「北海道暑寒別岳パイロットファーム(
https://www.noevir.co.jp/about/farm/)」で有機栽培したルバーブに効果があることが明らかになりました。さらに、ルバーブによる効果は冬虫夏草により相乗的に増加することが明らかになりました。
RANKLの発現比率
ランゲルハンス細胞が多い皮膚はバリア機能が高く、色みが明るいことを発見しました。