非接触で関節の可動域分析が可能なAI骨格分析システム「Posen(ポーズン)」を再生医療後のリハビリテーションで活用開始
DX・ヘルステック事業に取り組むPosen株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:瀬谷崎 友香)が開発するAI骨格分析システム「Posen(ポーズン)」を、医療法人美喜有会 再生医療専門クリニック・リペアセルクリニック(理事長:坂本 貞範)にて再生医療後のリハビリテーションに活用する取り組みを開始しました。
Posen(ポーズン)利用イメージ
《AI骨格分析システム「Posen(ポーズン)」を再生医療クリニックが導入》
最近では少しずつ耳にする機会も増加している「再生医療」。中でも変形性関節症疾患に対する自己脂肪由来の幹細胞治療に注目が向けられています。
変形性関節症とは、関節を構成する骨の変形や関節軟骨の変性が生じて、痛みが生じる疾患です。症状が進行すると軟骨の損傷と変形が進み、痛みの増大や運動が制限されるため、筋肉量の減少も大きな問題となります。一般的な治療としては、痛み止めで痛みをコントロールしながらリハビリテーションで関節周囲の筋肉などの可動域改善を図りますが、損傷された軟骨は自己修復が困難なため、治療としては限界があります。
一方で自己脂肪由来幹細胞を用いた再生医療では、損傷した軟骨の再生を促すことができ、症状の進行や痛みの抑制、さらには可動域の改善効果も期待できます。