心の得意・不得意なことを数値化　オンライン測定で完結　自己肯定感を高める「パーソナル・ディスカバリー」開始

医療に頼らず、その人の自分らしさを引き出すことで、未病に貢献したい。
私は以前、医療関係の友人と上海へいった際に、その友人が以前から懇意にしていた上海中医薬大学の気功研究所へ何度か訪問する機会がありました。そこでは、漢方や気功を使って人間の本来持っている能力を最大限発揮させて病気＝体調の悪い状態を治したり、さらに言えば病気にならない体の状態を保つという東洋医学のアプローチにより健康を維持する取り組みがなされていました。
西洋医学では、例えば頭痛の時に頭痛薬を飲むが、それは痛みを感じる神経を麻痺させて治ったとしているにすぎず、根本的な解決になっていないとの考え方を聞き、未病の時点での対応が非常に大切だと考える様になりました。
そんな経験をしたころ、たまたま別の友人から客観的に精神状態を数値化する研究を紹介され、精神状態を数値で見る事が出来れば未病の状況での対応が出来るのではと考え、このサービスを開始しようという思いに至りました。さらに、それぞれの人が持つ資質も表面化できれば、医療分野に限らず社会や企業活動の活性化、ひいては個人とチームの能力を最大限発揮して、人手不足の時代に人を増やす以外のアプローチが出来、社会貢献も出来るのではないかと考え、2020年4月にパーソナル・ディスカバリーのサービスを開始しました。