「身長が縮んだ気がする」60代以上の64.5% もしかして原因は骨粗鬆症かも? 2cm以上縮んでいる人は要注意
実際、日本の骨粗鬆症患者推計1280万人のうち女性は980万人以上で、男性300万人の3倍以上。年代別で見ると、女性の場合、50代は10人に1人なのに対し、70代になると3人に1人まで上昇していて、年齢が高くなるほど、骨粗鬆症になりやすいことがわかります。今回のアンケートでも、「骨の健康に不安がある」は72.2%、「自分が骨粗鬆症になる可能性があると思う」は82.2%もいて、多くの人が骨の健康に不安を抱えていることが判明しました。
■ 原因は骨粗鬆症かも?「身長が縮んだ気がする」60代以上の64.5%
身長は骨の健康のバロメーターとされ、特に「身長が2cm以上縮んだ」という人は、骨粗鬆症の黄信号が灯った状態。じつは、身長が縮んだり、背中や腰が曲がってくるのは、骨粗鬆症のサインのひとつ。骨粗鬆症により骨密度が低下し、骨がもろくなると、骨の一部がつぶれるように骨折します(圧迫骨折)。背骨以外の骨もいつ骨折してもおかしくない状態といえるでしょう。骨折が怖いのは、それがきっかけとなって寝たきり状態となり、運動量や食事量が低下して体が衰弱していくこと。健康診断などで身長の縮みが気になったら、「老化のせい」