2022年6月7日 13:30
単独摂取よりも併用で摂取することがポイント 大豆イソフラボンとラクトビオン酸の摂取で肌機能改善を確認
予備試験において、大豆イソフラボン単独摂取よりも大豆イソフラボンとラクトビオン酸の併用摂取により、大豆イソフラボンの吸収性や肌の角層水分量の改善が確認できました。そこで、本試験では機能性表示食品の受理を目指し、プラセボ群と併用群の2群において、二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験を行いました。その結果、大豆イソフラボンとラクトビオン酸の併用摂取によりイソフラボンの吸収が促進され肌機能(角層水分量、経皮水分蒸散量、皮膚粘弾性)を改善することが示されました。
データ
■今後の研究開発について
本研究の成果は、「薬理と治療(2022年50巻5号817-833)」に掲載されました。今後は、本研究結果を用いて機能性表示食品の受理を目指し、フジッコと協力して健康食品素材の拡販に努めます。
【発表詳細】
■第76回日本栄養・食糧学会大会 (
https://www2.aeplan.co.jp/jsnfs2022/)
開催日時:2022年6月10日(金)~6月12日(日)
神戸ポートピアホテル(6月10日)、武庫川女子大学(6月11日、12日)
■発表演題名
健康な成人女性の角層水分量及び皮膚粘弾性に対する大豆イソフラボン・ラクトビオン酸含有食品の改善効果
■発表者
〇本間香(1)