魚料理を食べる頻度は「週1回以下」47.1%! 「魚焼きグリルを洗うのがめんどう」87.5% 魚の調理はグリルよりもフライパン
(50代・専業主婦)という点も支持される理由のよう。消費量は減っているものの、〈手軽なおかずの一品〉として活用されている側面もあるようです。
また、約7割の人は今より魚を「もっと食べたい・家族に食べさせたい」という気持ちがあり、実際に「魚が苦手な家族のために調理法や味つけを変える」(50代・専業主婦)や、「骨を取って子どもも食べやすくする」(30代・フルタイム)などの工夫をしている人も少なくありません。消費量が減っているとはいえ、これだけ多くの人がもっと食べたいと思っていることからも、やはり日本人は魚好きといえそう。一方で、「子どもが喜ぶレシピがわからない」という声も多く、魚料理の登場回数が増えない壁になっている一面も垣間見られました。
■ 認知率は39.1%。海の恵みを未来へ残す「サステナブル・シーフード」
日本での魚介類の消費は減っていますが、世界的に見ると、水産資源の34%はとりすぎといわれています。そのおもな原因は、気候変動や人口増による過剰漁獲。
そこで、将来も魚を食べつづけられるようにするために、国際的な取り組みが行われています。そのひとつが「サステナブル・シーフード」。