2022年9月29日 13:00
<セミナーレポート公開>大人も子どもも4人に1人が抱えている“角膜の傷リスク” 眼科医が新たな国民問題『角膜の傷』に対して警鐘を鳴らす
アイケアは、毎日の目の疲れをリセットし、角膜の傷を予防する発想が大切であり、疲れたときだけではなく、日頃から習慣化することが重要だと呼びかけました。目の疲れを感じていても、角膜に傷がついていると自覚していない人が多く、放置してしまう可能性を危惧し、参加者に向けて角膜の傷の可能性を確認する簡単なチェック方法を紹介。「寝ても疲れ目が解消しない」「常に目が乾いてショボショボする」「まぶしさを感じやすい」といった症状を感じる人は、角膜に傷がついている可能性があり、注意を促しました。
■アイケア~実践エクササイズを紹介~ 伊藤医院眼科副院長 有田玲子先生
まばたきエクササイズ
まばたきエクササイズ(有田先生)
セミナーの最後には有田玲子先生より、具体的なアイケアを実践しながらご紹介いただきました。「加齢によって角膜の傷の修復機能が低下し不快症状が長引くこともあるので、継続してアイケアを行うことが大切です」(有田玲子先生)。
角膜の傷を放置することのリスクを危惧し、アイケアの重要性を改めて訴えました。
【今日からできるアイケア】
(1) 目を温める温罨法(おんあんぽう)
・目を温めることで、角膜を覆い、涙の蒸発を防いでいる油が溶けやすくなる。