2022年11月15日 10:00
レイデルジャパンが日本・韓国・キューバの専門家による学術座談会を開催 ~血管ケアの未来を提案する「キューバ産ポリコサノール」学術座談会~
しかし筋肉痛、糖尿病のリスクを高めるなど、これらの薬の副作用に対する懸念が絶えず提起されており、服薬を躊躇される方も少なくありません。最近、LDLコレステロールを下げるだけでは心血管疾患を予防する効果が十分ではないという研究結果が発表されています。
このことにより血管健康のパラダイムがLDLコレステロール中心からHDLコレステロールに転換されなければならないという主張が説得力を増しています。
チョ・ギョンヒョン所長は、これまでHDL管理はHDLコレステロール値を高めることに集中してきたが、今はHDLの量と質(クオリティ)を高める方へ方向を切り替えるべきだと強調しました。
HDLは非常に複雑なリポタンパクで抗酸化、抗炎症、抗ウイルスなど様々な機能を持っており、特に余剰なコレステロールを肝臓に戻す輸送体として血管を掃除する役割を担うため、HDLがこれらの機能をどれだけうまく行っているかという HDLのクオリティが重要だと述べています。
チョ・ギョンヒョン所長はリポタンパク分野の世界的な権威者で、著名人の略歴を掲載した年鑑の紳士録Marquis Who’s Who(マーキーズ・フーズ・フー)