2023年1月30日 09:30
喫煙者の意識調査(2022年11月)の結果を公開 喫煙者を取り巻く状況と企業が取り組む分煙対策
■オフィスでの分煙対策について
これまで紹介してきた喫煙者の状況を考慮し、企業の分煙対策としては、より手軽で快適に利用できる、分煙機(喫煙ブース)の導入を検討するのがおすすめです。今回のアンケートで、喫煙ブースが欲しいと思うか聞いてみたところ、以下のような結果となりました。
オフィスでの喫煙室・分煙機の必要性
1. すでに導入されている:39%
2. はい:34%
3. オフィスで働いていない:15%
4. いいえ:12%
「すでに導入されている」という回答を除くと、過半数を上回る方が職場に分煙機(喫煙ブース)が欲しいと感じていることがわかります。
■昨今の喫煙環境の変化について
新型コロナウイルスの流行、健康増進法の改正をはじめとした、昨今の社会の変化によっても、喫煙者を取り巻く環境が変わったことがうかがえます。
コロナ禍における喫煙環境の変化の有無
【新型コロナウイルス流行で喫煙環境に変化があったか】
1. いいえ:55%
2. はい:45%
コロナ禍における喫煙環境の変化
【どのような変化があったか】
1. 最寄りの喫煙所が閉鎖されてしまった:75票
2. 喫煙場所を見つけるのが困難になった:70票
3. 喫煙所に人数制限が設けられ、利用しづらくなった:63票
4. 喫煙所がいつも混雑していて、利用しづらくなった:54票
5. 周囲から禁煙を勧められる機会が増えた:23票
6. 在宅で仕事をする機会が増え、家族に喫煙を嫌がられるようになった:16票
7. 禁煙を検討している、または取り組んでいる:12票
健康増進法改正による喫煙環境の変化の有無
【健康増進法の改正で喫煙環境に変化があったか】
1. いいえ:44%
2. はい:39%
3. 健康増進法の改正について知らない:17%
健康増進法改正による喫煙環境の変化
【どのような変化があったか】
1. 飲食店や商業施設、ホテルが全面禁煙になり、不便を感じている:75票
2. 喫煙ルールが複雑になり、自由に喫煙ができなくなったと感じる:54票
3. オフィス内に喫煙室や喫煙ブースが設置され、そこを利用するようになった:50票
4. 紙巻タバコを止め、加熱式タバコや電子タバコに切り替えた:21票
5. 紙巻タバコから加熱式タバコや電子タバコへの切り替えを検討している:19票
6. 周囲から禁煙を勧められる機会が増えた:17票
7. 禁煙を検討している、または取り組んでいる:9票
8. その他:1票
回答のなかでも目立つのが、喫煙場所の閉鎖や各種施設の全面禁煙化に伴う変化です。