テレワークによる運動不足、「善玉」コレステロールに大きく影響 高血圧が増えやすい“中年期女性のHDLの質・量の有意データ”をレイデルリサーチ研究所が発表
<レイデルリサーチ研究所と発表論文>
◆【研究結果概要】運動が「善玉コレステロール」の量・質を改善する有意データ、世界初の研究発表
本研究は、コレステロールを軸に医薬品などの研究・開発を行うレイデルリサーチ研究所(RAYDEL Research Institute)が、日常的な運動と善玉コレステロールの関係を分析したものです。高血圧による健康リスクが急増する中年期女性(50歳前後)において、定期的・習慣的な運動によりHDLの質が改善される有意データを示した世界で初めての報告となり、データの活用が今後も期待されます。
<論文名>
「中年期女性を対象とした、運動習慣による『善玉コレステロール』の量的・質的変化」(2023年1月6日発表)
<論文URL>
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36674667/
<研究対象>
・対象者:中年期女性(50歳前後)、57人
<研究内容>
・運動強度・頻度・時間によって3グループに分類し、HDLを構成したり影響したりする複数の成分について量、質、サイズを比較分析
<研究結果>
・習慣的な運動が、HDL量の向上・機能性・抗酸化性・コレステロール排出能力を高めるという有意データが得られた
◆背景
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