2023年3月9日 11:15
肌のバリア機能に有効な『ムラサキバレンギク新エキス』を開発 日本農芸化学会2023年度大会にて発表
『ムラサキバレンギク新エキス』添加による遺伝子発現量の変化
2. 『ムラサキバレンギク新エキス』がセラミドを増加させることを確認
正常ヒト表皮角化細胞から再構成した表皮モデルを用いて、『ムラサキバレンギク新エキス』を添加したところ、セラミドを増加させることを確認しました。
『ムラサキバレンギク新エキス』添加によるセラミドの変化
3. 『ムラサキバレンギク新エキス』が加齢で減少する「SDR9C7」を増加させることを発見
20代及び50-60代女性の頬部からテープストリッピング法により回収し抽出したタンパク質について解析を行いました。その結果、「SDR9C7」は20代よりも50-60代の方が少ないことが確認されました。また、正常ヒト表皮角化細胞へムラサキバレンギクエキスと『ムラサキバレンギク新エキス』を添加した結果、『ムラサキバレンギク新エキス』が「SDR9C7」遺伝子の発現量を突出して増加させることが明らかになりました。
20代及び50-60代女性における「SDR9C7」の量
『ムラサキバレンギク新エキス』添加による「SDR9C7」遺伝子の発現量の変化
4. 『ムラサキバレンギク新エキス』がCLEとラメラ構造形成を促進することを確認
正常ヒト表皮角化細胞から再構成した表皮モデルを用いて、CLEおよび細胞間脂質のラメラ構造に対する効果を透過型電子顕微鏡で観察しました。