2023年3月8日 12:00
京都の加入者の健康保険料率は10.09%と令和4年度から上昇。料率算定の基礎となる医療費がコロナ禍以前の水準に。また、生活習慣病予防健診の費用補助率がさらに10%上乗せへ(62%→72%)
●2040年の保険給付は1.7倍の試算*。*2018年-2040年比
日本の1人当たり医療費は、年齢を重ねるごとに高くなる傾向があります。今後、2025年に団塊の世代全員が75歳以上となり、2040年には65歳以上の人口がピークを迎えることで、2018年に39.2兆円であった国全体での保険給付費は、2040年には68.5兆円まで増加することが見込まれています。(国全体における医療費等)
1人当たり医療費 将来の保険給付費の見通し
急速な少子高齢化の波を避けられない状況の中、わたしたちができることは、「将来、次世代が背負う負担を少しでも軽くするため、若いうちから健康のための暮らしの工夫をすることである」ということであるといえます。
※保険料率の解説は公式サイトもご参照ください。
(
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/LP/2023hokenryou/)
けんぽのいっぽ!
(2) 京都の協会けんぽ加入者医療費の約3割が生活習慣病にかかる医療費。(がんを含む)
生活習慣病を早期に発見いただくための健診(生活習慣病予防健診)の補助率のアップを実施。
京都の協会けんぽ加入者の医療情報※より、生活習慣病と生活習慣病以外の医療費を集計しました。