ビューティ情報『機能性食品の内臓脂肪低減機能と遺伝子多型との関連性を研究し論文として公開』

機能性食品の内臓脂肪低減機能と遺伝子多型との関連性を研究し論文として公開

本研究で注目している腸溶性ラクトフェリン(LF)においては、これまで肥満気味の方の内臓脂肪とBMIの低減を助ける機能が確認されておりましたが、その機能には個人差があることが知られていました。
本研究では、腸溶性LFの内臓脂肪やBMI等の低減機能に個人差が生じている一因が遺伝子多型に起因するのかどうかを解明することを目的としました。医薬品の分野では、遺伝子多型が医薬品の効果に影響を及ぼす例が多く知られていますが、腸溶性LFの内臓脂肪低減機能の個人差と遺伝子多型との関連性に関する研究は今までにはありませんでした。

◆本研究の結果、および将来の展望
本研究では、腸溶性LF摂取群34名と対照食品群36名を対象として、遺伝子解析を行っております。具体的には、試験食品摂取前後での腹部内臓脂肪面積、BMI等の変化とゲノム情報を用いて、ゲノムワイド関連解析(GWAS、注1)を行い、腸溶性LF摂取における内臓脂肪低減機能等と関連する遺伝子多型が存在するかを探索しました。その結果、有意な関連が示唆される(p値<10の-5乗(注2))遺伝子多型を複数個所同定することができました。また関連があると同定された遺伝子多型情報を用いることで、腸溶性LFの機能に対する高精度な予測モデル式(決定係数>0.9)

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