2023年12月21日 13:00
日本髪の代表格「島田髷(しまだまげ)」は、古墳時代にも存在していた!?第2回美容考古学フォーラム 2024年1月26日(金)開催
島田髷に結い方が似ているところから島田と呼ばれていますが、島田髷が登場するのは江戸時代前期であり、時代が大きくかけ離れています。
古墳島田の髷の作り方は近世の島田髷と同じで、髪を頭頂部で一度束ね前後に折り返し、紐で縛って固定しています。当研究所でも「古墳島田」を模してマネキンで再現してみました。
島田髷再現(1)
島田髷再現(2)
何故これほどまでに島田髷が日本女性に愛されていたのでしょうか?
島田髷の移り変わりに見る日本女性の美意識や、島田髷がどうして日本髪の基本となったのか、春信、歌麿、明治錦絵で検証するいろいろな島田の形など、名前の由来から基本的な構造まで、わかりやすく解説いたします。講師は、当研究所の所長であり、日本美容風俗研究の専門家である村田孝子が務めます。会場では浮世絵、江戸かんざしなどの貴重な資料も展示いたします。
第2回美容考古学フォーラムは、2024年1月26日(金)午後5時より、国際文化理容美容専門学校渋谷校にて開催いたします。詳細は以下よりご確認くださいませ。
村田孝子先生
【プロフィール】
村田孝子(ムラタ・タカコ)
青山学院大学文学部教育学科卒。