「長く噛む」ことが愛犬の幸福感および集中力の向上に影響することが明らかに!愛犬のこころを読みとくデバイス「イヌパシー」を用いた実験報告レポートを発表
となってしまっているのです。
犬用のオモチャを噛んでいるときより、リモコン、スリッパ、家具などを噛んでいるときに、飼い主の反応が大きくなっていないでしょうか。犬は飼い主が反応してくれるのがうれしくて、噛むことを繰り返します。
齧ること自体が問題なのではなく、リモコンのように噛んで欲しくないものを噛むということが問題なのです。行動をただ禁じて抑え込んだのでは、犬はイライラして、問題は悪化するばかり。無理してガマンさせるのでなく、うまく本能を発揮させてあげることが、犬にとっての「幸福」につながるのです。
お散歩と「長く噛むこと」を2大習慣に
(2)ニンゲンは癒されるだけでいいのか?犬を幸せにする「癒しの習慣」とは?
■「犬としての正常な行動」を習慣化してあげよう。人と犬とのウェルビーイングのために。
まず大前提として毎日の散歩でしっかりエネルギーを発散してあげましょう。さらにプラスするといいのが『噛む習慣』。
夢中になれる時間を増やすことで、愛犬の発散欲求を満たしてあげることができます。今回イヌパシーで計測したデータ分析から言えることは、「噛む習慣」が犬にとって、ハッピーが長く続く、飼い主が無理なく興奮と集中を与えやすい良い習慣だということ。