東栄新薬、アガリクスKA21摂取による脱毛、EDなど男性更年期障害の改善作用に関する特許を出願
スコア***、EDの評価の指標であるEHS(Erection Hardness)スコア*、男性用性健康評価の指標であるSHIM(Sexual Health Inventory for Men)スコア*、抜け毛の状態*に関して有意な改善が確認された。
*P<0.05、***P<0.001
■男性更年期障害について
男性ホルモンであるテストステロンは、男性の身体機能や精神機能の維持において重要な役割を果たします。しかしながら、年齢を重ねるにつれて、テストステロンの量は徐々に減少していきます。また、生活習慣やストレスなど外部の要因によってもその量に影響が及びます。テストステロンの低下は、筋肉の減少や筋力の低下といった状態(サルコペニア)と密接に関連しており、さらには狭心症、動脈硬化、肥満、メタボリック症候群、認知症など、多岐にわたる疾患の成因や予防にも影響を及ぼしています。このようなテストステロンの低下とそれに伴う臨床症状を持つ疾患は、加齢男性性腺機能低下症候群(Late Onset Hypogonadism;LOH症候群)と呼ばれています。中高年の就労中男性の約10%が男性更年期障害の症状に悩まされているとの報告もあり、LOHは社会的、経済的な観点からも、特に40代後半からの発症が多いとされ、注目されています。