産後うつ状態を経験した私が7人産むまで【大家族山口さん家】
上の子2人は年子ですごく大変だった。
私の心が悲鳴をあげていたけれど、そんなことに気づいてもどうしようもなくて……。
当時20歳とまだ若かった旦那は、夜遊びに行くのが当たり前。
「あんただけ遊べていいよね!私は遊べないのに!」と喧嘩する日々が続くと、次第に「こんなに毎日つらいのは赤ちゃんのせいだ……!」と思うようになりました。
心から笑えない日が続き、ついに生後2カ月ごろには「少しもかわいいいと思えない……」
そう、赤ちゃんが「憎い存在」に見えていました。
今思い返すと、1人目ということもあり慎重に子育てしていたり、母親としてしっかり私が育てなくちゃ!と力みすぎていたり、若いからこそ子育てちゃんとしなきゃ!と肩に力が入りすぎていたせいだったと思いますが、当時はすごくつらく、きつい子育てでした。
「ちゃんとしなきゃ」の呪縛から解放されたら
「理想のお母さん像」みなさんは持っていますか? 私にも「理想のお母さん像」があります。年子で2人目を産んで、子ども2人を育児していた時までは、この「お母さんだから、ちゃんとしなきゃ」という呪縛にかかっていました。
「自分がつくった"ちゃんとしなきゃの呪縛"のせいで、子育てがつらく大変になってる」
そう気づいたのは3人目の時。
あれほど毎日つらいつらいと思っていた上の子2人のときの育児が、3人目になると途端に楽しいに変わったんです。
▲長男5歳、長女4歳、次男3歳ごろ。
今までは、家事もしなきゃ、ご飯も作らなきゃ、何時にお風呂入れて、何時に寝せなきゃ……と、時間ややることをガチガチに決めていました。
でも、3人目が生まれて……
いやいや、無理無理無理ー!
死なないようにみてるので精一杯!
それならいっそ、全部決めるのをやめようっと!
やめる決意をしました。
「やらなきゃいけない」という概念を手放すと、スルスル~ッ!とラクで楽しい子育てになったんです。
掃除機一日かけなくても生きていけるし、
洗濯物を朝干さなくても生きていけるし、
納豆ご飯でも生きていける、、、
そんな考えにシフトしていくと、心の余裕が生まれました。