おむつかぶれができちゃった!夏の赤ちゃんのおしりのスキンケア方法
おむつ交換時に、ワセリンやベビーオイルなどで皮膚を保護してあげます。
赤みがある場合は、炎症を抑える作用のある馬油を塗った上からワセリンを塗ってフタをする感じで保護するのも良いでしょう。
ベビーパウダーを使用する場合は、皮膚のくぼみなどにたまって汚れや細菌の繁殖がすることがあるので、少量にしたり、こまめに洗い流してあげたりすることが大切です。セルフケアをしても改善のない場合や皮膚剝けがある場合には、亜鉛華軟膏などの市販のおむつかぶれ用のお薬を使用したり、小児科へ受診をして相談されると良いと思います。
新生児のころにできやすいおむつかぶれですが、夏になり暑くなったり、活動量が増えたり、下痢などで頻回に排泄があったりすると月齢が進んでもできてしまうこともあります。
時々、床にシートなどを敷いて、おしっこをしてもいい状態にし、少しおむつを外して開放する時間をつくるなど、おむつなし育児を取り入れるのも一つの方法です。
監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。
訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。HP:「みき母乳相談室」