楽しくビニールプールデビュー!夏は赤ちゃんと安全に水遊びをしよう
赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、保育士の中田さんからメッセージです。
こんにちは、保育士の中田馨です。暑い夏の赤ちゃんとの触れ合い遊びの1つに「ビニールプールでの水遊び」があります。プールに入ると涼しくなるし、水で遊ぶことで赤ちゃんも程よく疲れて、そのあとのお昼寝の寝入りも良くなります。
今回は、保育所で行っているビニールプールでの水遊びの方法を参考にしながら、お家でもできる、赤ちゃんと安全に楽しく水遊びをする方法を話します。
赤ちゃんはいつから水遊びができる?
ビニールプールでの水遊びができるようになるのは、1歳過ぎてからが安心。水の中は不安定です。
自分の体を支えることが難しいので、一人でおすわりがしっかりできてからが、ビニールプールでの水遊びデビューです。
保育所では、0歳のうちはベビーバスで沐浴をします。「水遊び」と言いますが、実際はお湯を混ぜたぬるま湯の「湯遊び」にする方が、赤ちゃんの体が冷えず心地よく入ることができます。水遊びをすることで、赤ちゃんの皮膚を清潔にして、あせもなどの予防にもなります。
水遊びをするときには、赤ちゃんの体調をチェックしましょう。
・平熱かどうか?
・機嫌はいいか?
・食事はとれているか?
前日や当日に熱があった、鼻水、咳、目やに、充血、下痢、嘔吐、中耳炎、外耳炎がある、皮膚に虫刺されの悪化したものやとびひがあるなど、普段とは違う体調面で心配があるときは、水遊びを中止します。水遊びは大人が思う以上に体力を消耗しますので、機嫌が良く、元気いっぱいの時にしましょう。
赤ちゃんが安全に水遊びをする環境づくり
水遊びするときは、外気温や天気のチェックも重要です。
気温が低すぎると、赤ちゃんの体が冷えてしまうこともあります。5つのポイントをチェックしましょう。
・外気温が24℃以下の時は入らない
・雨の日、風の強い日は入らない
・水深は10cm以下にする
・水温は33℃~37℃に設定。赤ちゃんが入る前に実際に手で確認する
・直射日光が当たらない場所にビニールプールを設置する
水温が32℃以下になると体温が下がるので、水温が低くなってきたらお湯を継ぎ足すといいでしょう。