毎日の成長が楽しい!生後0~1カ月の赤ちゃんの心と五感を育む遊び方
こんにちは、保育士の中田馨です。赤ちゃんが生まれると、これまでの生活が一変して赤ちゃん中心の生活になります。授乳、おむつかえ、寝かしつけのお世話以外に、プラスαとして赤ちゃんにやってあげたいことがあります。それは、五感を刺激しながら遊ぶこと。
毎日のふれあいに取り入れることで、親子の愛着関係を育み、体の発達を促し、五感を育むのです。今回は、生後0〜1カ月の赤ちゃんの五感を育む遊び方を話します。
生後0~1カ月の赤ちゃんの発達
初めておなかの中から外の世界に飛び出した赤ちゃん。出産後の赤ちゃんにとっては、環境が大きく変わります。
自分で呼吸をし、自分でおっぱいを飲まなくてはいけません。
この時期の赤ちゃんは、生活の大半を寝て過ごします。寝て、授乳して、おむつ替えをして、また寝て……。これを繰り返して過ごしています。体には生まれ持っての原始反射があり、赤ちゃんの手のひらに指を持っていくと握ったり、口に指を持っていくと吸い付いたりします。仰向けでバタバタと手足を動かす姿も見られます。 まだ自分の意思で体を動かすことができません。
生後0~1カ月の赤ちゃんと遊ぶときのポイント
生活の大半を寝て過ごしているので、赤ちゃんが起きているときに遊びましょう。
遊ぶときに大切なポイントが2つあります。
1つ目は、赤ちゃんと目と目を合わせて遊ぶこと。生後すぐの視力は0.02くらいといわれていますが、ぼんやりとママのことが見えています。2つ目はゆっくりといっぱい話しかけること。赤ちゃんの反応は少ないかもしれませんが、おなかの中から聞こえていた大好きなママの声を聞いているだけで心地よくなるはずです。
赤ちゃんの目を見て、話しかけることを続けると、少しずつ反応するようになってきます。そして、ママたちから「愛されている」ことを感じ、安心します。
生後0~1カ月の赤ちゃんとの遊び方
赤ちゃんが起きていて機嫌のいい時間にやってみましょう。
■「大好きよ」遊び
赤ちゃんにとにかく「大好きよ」と話しかけます。「〇〇ちゃん、大好きよ」。ママの愛の告白に赤ちゃんは安心します。これは、以下の遊びをするときの声かけにももちろん使えます。