泣きながら絶叫! 無鉄砲で立ち向かった丸2日の陣痛【出産体験談】
と助産師さんからお告げ。その後すぐに助産師さんは勤務交代のため違う人になりました。
最後だけ陣痛促進剤を使って無事出産
次の助産師さんには「今日産まれるのは確実だけど何時かなー」と、淡々と言われました。夫には部屋の外のソファーで仮眠をとってもらうことに。3時には完全破水し、5時ごろにはいきみたい感じが強くなり子宮口が開いているはずと思ったので、内診を懇願。しかし7cmしか開いておらず、絶望で心も体も限界でした。
8時に助産師さんが交代し、内診してもらったら子宮口が9cmに!「分娩室の準備するね」の一言に安堵したのを覚えています。8時半いよいよ分娩台へ移動。
私の場合は陣痛が弱く、体力も残っていなかったので、このままの痛みの間隔だと1~2時間は分娩室にいることになるかもしれないと言われ、9時には陣痛促進剤を投与しての出産となりました。
いきみ始めてから3回。9時52分に娘が頑張って出てきてくれました。腟を広げながら頭を絞り出してもらった感じ。分娩時間は32時間58分と母子健康手帳に記載がありましたが、丸2日苦しんだように思います。
まさか自分が2日間も陣痛に苦しむことになるとは思ってもみなかったので、陣痛促進剤についても調べておらず、何とかなるさ精神でいきみ方や呼吸法などもあまり頭に入れていませんでした。入院日を含めた3日間で助産師さん6人くらいに担当してもらったのですが、無知だったからこそ素直に頼れて、お母さんがたくさんできたみたいな気持ちになりました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:青柳ここな
1歳1女の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。