子育て情報『夜中の授乳はいらない!?小児科医がムダ育児を省きます/母乳育児編【ラクに楽しく♪特集】』

夜中の授乳はいらない!?小児科医がムダ育児を省きます/母乳育児編【ラクに楽しく♪特集】

目次

・育児を完璧にこなすことよりママが笑顔でいられることが大事
・ここが大変①:授乳の回数が多くてつらい!
・3カ月以降なら「泣いたら授乳」は見直してみて
・5カ月になると間隔が空くから自然とラクに!
・夜は起こしてまで授乳しなくてOK
・ここが大変②:授乳をすると体のあちこちが痛い……
・たくさん密着すると授乳体勢がラクに
・神経質にならず腕全体で赤ちゃんを包み込んでみて
・ここが大変③:母乳のために毎日栄養バランスの良い食事は無理!
・総菜パンやレトルト食品などに頼って
・まとめ
授乳のイメージ


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授乳、おむつ替え、抱っこに寝かしつけ……赤ちゃんのお世話はやることがたくさん! 「育児を楽しむ余裕なんてない」「いつもお世話や家事に追われている」と感じたら、頑張りすぎているのかもしれません。毎日の育児を笑顔で楽しく続けられるように、ほんの少し肩の力を抜いて、ラクをしてみませんか? 多くのママたちが大変と感じているお世話のなかで「この育児はしなくて大丈夫」「ここまでならラクをしてOK」というポイントを、小児科医であり、3児の母でもあるさくらんぼこどもクリニックの三日市薫先生が紹介します。第1回目は母乳育児編です!

育児を完璧にこなすことよりママが笑顔でいられることが大事


ママと赤ちゃんの笑顔


こんにちは。さくらんぼこどもクリニックの三日市です。「育児でラクをする」というと、抵抗を持たれるお母さんもいるかもしれません。しかし、ママたちに余裕がなくなってイライラすると、赤ちゃんも不安になって泣いたりグズったりと、悪循環になってしまいます。家事や育児を完璧にこなすことよりも、お母さんが常に笑顔でいられるためにはどうすれば良いかを大事にしてください。

とはいえ、赤ちゃんのお世話をする以上、守るべきボーダーラインはあります。

第一は衛生面です。決して神経質になる必要はありませんが、やはり清潔を保つことは大事です。


もう一つは安全面です。赤ちゃんの手の届く範囲に危険な物を置いていないか、足がかりになるようなものを置いていないか、などです。衛生面や安全面に気を配るためにも、適度に息抜きをして疲れすぎないことが大切なのです。

ここが大変①:授乳の回数が多くてつらい!

夜中の授乳がつらいイメージ


3カ月以降なら「泣いたら授乳」は見直してみて

生後3カ月を過ぎると、一度に飲む量も増えて授乳回数が減ってきます。もし3カ月以降で「泣いたらすぐ授乳」を続けているのであれば、そろそろ見直してみましょう。おっぱいを吸って泣き止むのは、おなかが空いている場合のほかに、赤ちゃんの原始反射のひとつであり、物が口に入ると吸う「吸啜(きゅうてつ)反射」による場合もあります。

吸っている間は泣き止むので、「おっぱいが欲しかったから泣いていたんだ」

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