子育て情報『断乳ってどうやるの?なるべくラクにする方法(実践編)【ラクに楽しく♪特集】』

断乳ってどうやるの?なるべくラクにする方法(実践編)【ラクに楽しく♪特集】

目次

・最後の授乳はじっくりと時間をかけて
・徐々に間隔をあけながら搾乳する
・張りを予防するためにできること
・断乳時に母乳外来を受診したほうがいい場合
授乳のイメージ


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前回は1歳半前後の子どもを持つママを対象に、断乳(卒乳)に向けての準備についてお話をしました。今回は、ママがセルフケアでできる、実際の断乳のやり方についてお話していきます。

最後の授乳はじっくりと時間をかけて

断乳する日を決めたら、最後の授乳をします。
子どもが自分から飲むのをやめるまで、じっくりと時間をかけましょう。飲み終わったら、「今までたくさん飲んでくれてありがとう」「おっぱいバイバイね」などと声をかけてあげましょう。


徐々に間隔をあけながら搾乳する

乳房内に母乳が残った状態が続くと、自然に母乳分泌が減っていく特性があります。これを使って、母乳量を減らしていきます。

1日に複数回授乳をしていたママは、最後におっぱいを飲んだときから、半日→1日→2日→3日→5〜7日→10〜14日間というように、徐々に搾乳の間隔をあけていきましょう。1日1回授乳をしていたママは、2日→3日→5〜7日→10〜14日間と長めに間隔をあけていきます。

手搾乳がおすすめですが、量が多い方は搾乳器でも大丈夫です。搾乳器の場合は、残っているところがないか最後に触ってチェックし、手搾乳で仕上げをすると良いと思います。搾乳の合間に張りが強くなってもできるだけ搾乳しないでおきましょう。どうしても張りが強く我慢できない場合は、少し(10cc程度)圧抜き程度に搾乳します。
その場合は、乳首を刺激しないように乳房を縦や横方向で圧迫するおにぎり搾りをします。

最終的に、初乳のような黄色の粘稠性のある母乳になってきたら終わりが近いサインです。

張りを予防するためにできること

おっぱいを温めないように、お風呂のときは湯船におっぱいが浸からないようにしましょう。シャワーも直接当てずに、背中側から当てるようにしましょう。

おっぱいを冷やす場合は小さな保冷剤をガーゼなどに包み、脇の下に入れておっぱいにいく血流を減らし、母乳が作られるのを抑制します。市販の冷却ジェルシートなどを脇に貼っても良いでしょう。おっぱい全体が熱をもつようでしたら、乳房も濡れタオルや市販の冷却ジェルシートなどで冷やしても大丈夫です。

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