赤ちゃんの部屋を快適に!暖房のつけかたやストーブやこたつの危険防止
着こんだときは暖房の温度を下げ、掛ける布団を薄めにするなどします。一晩中、暖房をつけていてもいいですが、乾燥が気になる場合は、寝入りばなと起きたときだけ暖房をONにするタイマー設定をしてもいいですね。
ストーブやこたつの危険防止対策
暖房器具を使うときに大切にしたいことは、「安全に使うこと」です。特に赤ちゃんが寝返り、ハイハイなどで動き始める時期には注意が必要です。エアコンの場合は、壁の高い位置にあるため、赤ちゃんが直接触ることはできませんが、エアコンの風が赤ちゃんに直接かからないようにします。
また、ガスストーブや石油ストーブなどの場合は触ると熱く火傷する危険もあるので、赤ちゃんが触らないようにベビーゲートなどで囲いを作ります。こたつの場合は、こたつの中に赤ちゃんが潜り込まないようにします。使っていないときは、電源を切る習慣をつけましょう。
暖房器具は、冬の生活にはなくてはならない必需品です。大人の快適さだけでなく、赤ちゃんの目線になって使用しましょう。
著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!