自分の手をじーっと見つめていて心配…。何か問題が? 【助産師に相談】
そのため、新生児は物の輪郭などを認識することはできず、目の焦点を合わせることもできません。
視力が発達し始め、色や物の輪郭を認識できるようになってくるのは生後2カ月ごろからです。視力が発達することにより、手を認識できるようになって初めて、自分の手を注視したり、手の動きを追視したりすることができるようになります。そのため、ハンドリガードが始まるのも、生後2,3カ月からが多いです。
ハンドリガードは、始めてから1~3カ月でおこなわなくなると言われています。自分の手を自由に動かすことができるようになり、手が自分の体の一部だと認識したことによって、興味は他の物へと移っていくのです。
指しゃぶりもハンドリガードに見られる行動の1つですが、この指しゃぶりがなかなかやめられないという赤ちゃんもいます。そんなとき、「うちの子はなかなかハンドリガードをやめない」と思うかもしれませんが、ハンドリガードの指しゃぶりと、普通の指しゃぶりは、同じ動作でも違うものです。
ハンドリガードとしての指しゃぶりは、口に触れたものに吸い付くという吸綴反応で、たまたま触れた指に吸い付いたり、指の感触を学んだりしている状態です。ハンドリガード以降の指しゃぶりは、安心感を得るためや、生え始めた歯がかゆいときなどにおこなわれます。
※参考:基礎知識「ハンドリガードはいつから? しないけど大丈夫? 疑問を解決!」【監修:助産師 REIKO】
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