子育て情報『内診グリグリ(卵膜剥離)の目的や痛みは? 陣痛促進の効果はあるの?』

内診グリグリ(卵膜剥離)の目的や痛みは? 陣痛促進の効果はあるの?

処置は内診台に上がった状態でおこないます。内診時に子宮頸管の内周に合わせて指を一周させ、卵膜を子宮壁から剥がします。

痛みには個人差があり、「激痛」と表現する人もいます。出産を経験した方のなかには「陣痛より内診グリグリのほうが痛かった!」という人もいる一方で、痛くなかったという人もいます。これは、子宮頸管の熟化の程度によって異なるようです。

そして、卵膜剥離の際に破水してしまうケースがあります。破水後は感染症のリスクが高まるため、24時間以内に陣痛が起きなければ、誘発分娩になることが多いです。また、卵膜をはがした際、少量の出血がみられることもあります。


※参考:ベビーカレンダー「【医師監修】内診グリグリ(卵膜剥離)は痛い?目的と効果について」

体験談

妊娠38週の健診では子宮口が1cm開いていました。「陣痛を促すために刺激を与えます」と医師に言われ、内診でグリグリと刺激を与えられました。そのグリグリが思っていた以上の激痛でした。家に帰ると、グリグリしたせいか少し出血がありました。さらに夜になるとわずかな腹痛があったのですが、トイレに行きたい痛みだと勘違いしていた私。ところが、痛みはおさまらず、間隔を計ってみるといきなり5分間隔!本当に陣痛か?と始めは半信半疑でした。だんだんとおなかの痛みは強くなり、病院についたときには子宮口は5cmまで開いていました。それから2時間で子宮口全開に。
分娩台に乗ってから20分ほどのスピード出産でした。子宮口が1cm開いてから数週間かかる人もいると聞いていたのですが、私の場合は子宮口が開き始めてから1日と経たずに出産となりました。出産のパターンはひとそれぞれなんだなと思いました。(河村あんじさん)

妊娠37週の妊婦健診のこと。おなかの中で赤ちゃんが問題なく成長し、子宮口も3cmほど開いていたためか、担当医から「早く産みたい?子宮口を刺激しておきましょうか?」という提案がありました。私は早く赤ちゃんに会いたい気持ちもあったため、処置をお願いしました。私は、この「内診グリグリ」のことを、「子宮口を刺激する=腟口を刺激する会陰マッサージのようなものだろう」と勝手に想像していました。そのため、あまり緊張せずにリラックスして内診台に座っていたところ、担当医の「チェックしますね」という声とともに、腟の奥のほうまで指が入り、子宮口を直接指でグリグリと広げるような感覚がありました。

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