先生にみんなの前で生理を晒された!「生理プライバシー」問題、どう思う?
高校1年生の頃、無神経な保健体育の先生にされたエピソードです。
保健体育の先生は、生理痛は個人差があり、ひどい人は私のように立ってられなくなること。自力でコントロールできないこと。生理中の女性は労るべきであることなど…。
ちょうど保健体育で生理に関する授業をしている時期だったので、生理で体調を崩した私はいい実物の説明例になったようでしたが、みんなからチラチラ見られ、みんなに生理を知られ、公開処刑もいいところでとても嫌でした。
授業後、表立ってからかってくる人はいなかったものの、他のクラスの子たちまで、私が生理で体調を崩し、しかもそれをみんなの前で暴露されたことが知れ渡っていて、しばらくの間周りから同情されていたのもなんとも嫌な思い出です。
私は思春期に生理のことで嫌な思い出ができてしまい、長年引きずってしまいました。私のように「生理であることを晒される」ことで嫌な思いをする生徒もたくさんいると思います。もっとみんなで配慮しあえるようになるといいな、と思っています。
生理は恥ずかしいことではない、という認知が広がる一方、「水泳の授業を休むためには、生理であることをみんなの前で先生に伝えないといけない学校がある」など、毎年のように話題になっています。これは生理中であることを知られたくない“生理にもプライバシーがある=生理プライバシー”があるのからではないでしょうか。
みなさんは、生理をバラされて恥ずかしかったこと、いやだったこと、ありましたか?
原案/山本 栞さん
作画/まっふ