「クサッ!!」イヤな臭いを解消! 低コストアイテムでおむつの臭い対策
おむつ入れの底に、キッチンペーパーや新聞紙・ペットシーツを敷いて、あらかじめ重曹を振りかけておく方法もあります。その上におむつを捨てていき、ゴミを出すときに一緒に捨てます。大きいゴミ袋の底に、重曹をまいておくとそのまま捨てられて便利です。
また、おむつ入れやゴミ箱自体に臭いがついてしまうことも多いと思います。臭いを取るには、重曹をおむつ入れやゴミ箱に1カップ入れ、お湯をおむつ入れやゴミ箱の8分目まで入れて1〜2時間おきます。よく洗って、しっかりと乾かすと臭いも取れることが多いです。アルミニウムや木材などは黒ずむことがありますので、おむつ入れやゴミ箱の素材には確認が必要です。
外出先で使用済みおむつを持ち帰るときのひと工夫
外出時も、重曹を調味料入れなどに入れて携帯し、うんちのついたおむつに振りかけます。
小さくたたんで、新聞紙やペットシーツでくるみ、ビニール袋を二重にして持ち帰るといいでしょう。ジッパー式の袋は、水分は漏れませんが臭いはあまり遮断しないので、上記のようなものでくるむのがおすすめです。
いろいろな用途で使えると注目されている重曹。紙おむつにも使って、毎日のおむつ交換時に悩まされる嫌な臭い対策に活用できるといいですね。
参考・引用文献
佐光紀子 「ナチュラルクリーニング 決定版 重曹大辞典」ブロンズ新社
池田美穂 他編集 「レッスンシリーズ 効く重曹パワー」パッチワーク通信社
イラスト/マメ美
監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
「泣きのアピール」あきばさやかの「笑うしかない育児」Vol.40 | HugMug