子育て情報『親や友達をたたく、噛むなど攻撃的になってしまう子どもへのサポート方法』

2020年10月25日 22:30

親や友達をたたく、噛むなど攻撃的になってしまう子どもへのサポート方法

 

③たたく以外の解決策を教える
「たたかずに貸してと言ってごらん」「こういうときは、ちょっと待っててねって言うのよ」など、たたく以外の解決策を教えてあげましょう。「たたくのは悪い子!」「誰も遊んでくれなくなるよ」といった否定的な言葉は禁物です。

いずれも感情的にならず、冷静に伝えることが大切です。子どもの年齢によって理解できる言葉にかみくだいて説明し、暴力ではなく口で伝えることの重要性を根気強く、いずれも手短にその都度繰り返し伝えるようにしましょう。

第三者に相談するという手段も有効

男の子反省


子どもに叩かれたり、お友だちをたたいたりしたとき、「叩いたらこんなに痛いのよ! 」「ダメでしょ! 」と、大人は決して叩き返してはいけません。叩いた子どもに対して叩き返すことは、欲求を解決する手段として暴力を振るっても良いという誤ったメッセージを与えてしまう可能性もあるからです。

また、子どもの発達上では、戦隊ヒーローのような番組を見て、子ども同士の遊びの中で攻撃性を発散することが大切です。むしろそれをしないことで、攻撃性がコントロールできなくなっている子どもが今増えています。
遊びの中で戦いごっこなどをして発散することは、攻撃的な子どもへの対処として必要なほか、それによって手加減を学んでいくことになるからです。

いろいろと試してみても「全然改善されない」という場合は、第三者に相談すると良いでしょう。親族やママ友、保育園の先生など身近な人でもいいですが、身近な人だと相談しにくいという場合は、地域の子育て支援を利用することをおすすめします。専門機関に相談することで、より適切な対処やサポートをおこなってくれるからです。

集団生活では、お友だちに手をあげてしまうと、周囲のママ友からは「しつけが悪い」「一緒に遊ばせたくない」と敬遠され、親子で悲しい思いをすることがあります。例え叩いてもママは焦らず、適切な対処法でサポートしてあげてください。そして、叩かずにいられたら思いっ切り褒めてあげてください。また、どうしても無理な場合は、ひとりで悩まず、第三者の手を借りることも頭に入れておきましょう。


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