2021年6月2日 14:30
ゴテッ!「え…?」入浴中に息子が顎を切り出血!5針縫う大怪我に【体験談】
このときまで、私の頭は洗髪の泡がモリモリ状態でした。そして「夜間・休日に子どもの病気で困ったときの#8000(小児救急電話相談)」へ電話をし、状況を説明しました。
すると「傷が顔であること」「処置が遅れるほどきれいにくっつかないこと」「傷口からの感染が心配であること」の説明を受け、すぐにでも救急の整形外科にかかったほうがよいと説明されました。そしていくつかの整形外科の連絡先を教えてくれました。
5針縫う大怪我に
教えてもらった整形外科に電話をすると、取り急ぎの処置はできるけれど顔の傷が残ってしまう可能性が高いと伝えられました。しかし幸運なことに、顔の怪我を縫う処置に長けた同期の医師が別の病院で夜間受付をしているので、案内することができるとのこと。
紹介された病院はわが家から車で30~40分ほどでした。それでも傷が残らないほうが良いと思い、名前と連絡先を教えてもらい電話を切りました。
病院へはあらかじめ電話をしていたこともあり、すんなりと診察室へ案内されました。 先生からは「今日来てよかったね。5針くらい縫いますね。処置の間、ご家族の方は外に出てください」と言われました。
麻酔なしで、細い糸で細やかに縫うと傷が残りにくいとのことでした。診察室から出ると、中から息子の絶叫が! 「痛い~! やめて~! あと何回? もうやめて~!」と聞こえるたびにお姉ちゃんがしくしく泣いています。美しいきょうだい愛を感じました。
帰り道のこと、以前からパパは怪我や病気に対して鈍感なところがあり、今回も「ママは大袈裟だと思ってたけど、意外と大変なことだったんだね」なんて言い出す始末。
心の中では怒り心頭だったのですが、やっと落ち着いた子どもたちの手前怒るわけにもいかず、「今後は『行かずに後悔』しないよう、とりあえず病院へ行こう。それを忘れるな!」と渋めの声で伝えるにとどめておきました。
その後、抜糸も無事に終わり、今では二重顎の跡なのか縫った痕なのかわからないくらいにきれいになりました。パパも、今ではすぐに病院へ連れて行ってくれるようになりました。親の目が離れた一瞬の隙に、子どもが大怪我をすることもあるのだとよくわかった衝撃事件でした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。