子育て情報『ひとり暮らしの部屋で倒れた私。ブラックアウト寸前にしたことは…』

2021年6月21日 20:00

ひとり暮らしの部屋で倒れた私。ブラックアウト寸前にしたことは…

目次

・社会人1年目。勉強で徹夜が続く日々…
・ある男性が忠告「ひとり暮らしの部屋で倒れたら…」
・行動で愛を示してくれる彼に絶大な信頼
ひとり暮らしの部屋で倒れた私。ブラックアウト寸前にしたことは…


私は新卒社会人1年目の22歳のとき、付き合って半年の彼との結婚を決めました。周囲からは「そんなに早く人生の大きな決断をしていいの?」と心配する声もありましたが、私には迷いなく決断できた理由があるのです。

社会人1年目。勉強で徹夜が続く日々…

就職を機に、上京してひとり暮らしをはじめた22歳の私。新生活は、心躍る暇もないほど仕事に忙殺されていました。

業務中の忙しさはもちろんですが、業務時間外も勉強すべき宿題が多く、徹夜をして必死にテキストを読み込む日々。気分転換をする余裕どころか、身の回りのことも満足にできないまま、ただガムシャラに日々突っ走っていました。


そんな無理がたたったのか、私は毎週のように39度の高熱を繰り返し出すように。ですが、点滴を打てば回復するので、毎週のように病院へ通い、点滴を打ち、そこから仕事に戻るという生活になっていきました。

ある男性が忠告「ひとり暮らしの部屋で倒れたら…」

そんなとき、1人の男性に出会いました。

彼は友人の知り合いでした。何度か会って仲良くなったころ、私のハードワークを知った彼は、部屋のスペアキーを渡すように言ってきました。もちろん、私は躊躇しました。しかし、怪訝な顔をする私に彼はこう諭してきたのです。

「ひとり暮らしの部屋で倒れて、取り返しのつかないことになったらどうするの?」

その言葉を聞いた私は、彼を信頼してスペアキーを渡すことに。
すると翌週、彼の忠告は的中しました。私は真夜中に部屋で倒れ、動けなくなってしまったのです。意識が朦朧とするなか、なんとか彼の電話番号にコールしたところで私はブラックアウト……。

目が覚めると、私はかかりつけの病院のベッドで寝ており、腕には点滴が刺さっていました。そして横に立っていたのは、スペアキーを預けた彼でした。

「目が覚めたね。先生を呼んでくる」

行動で愛を示してくれる彼に絶大な信頼

あとで聞いたところによると、私の着信に気づいた彼はすぐさま部屋に駆けつけ、私の持ち物から診察カードを探して病院まで運び、仕事を休んで私のそばにいてくれたのでした。私が病院から帰るときも、彼は部屋まで送り届けてくれました。
そして、私がベッドで眠っている間に、近所のスーパーで買い物をし、ねぎのお味噌汁と肉じゃがを作って冷蔵庫に入れ、さらに、白米を炊いて、小分けにし、冷凍庫に入れておいてくれたのです。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.