<小さめ赤ちゃん>「産声は聞けるんでしょうか?」いよいよ手術台へ…。主治医に質問すると答えは…
不妊治療の末、妊娠した鳥野とりこさん。腹痛や出血があり、入院することになりました。腹痛や出血が治まり、早産の確率も下がったと安心していたところ、妊娠26週5日の朝起きると、まさかの破水! そしておなかが張り始め、張り止めの点滴をしても張りは増すばかり……。そこで医師の説明のもと、急きょ、帝王切開をおこなうことになりました。旦那さんに見送られオペ室へ着くと、たくさんの医療スタッフたち。「いよいよ出産するんだ」という実感がわきました。麻酔をして、手術が始まりました。
するとほどなくして……。
いよいよ出産するんだ…
鳥野さんは、いよいよ帝王切開のため手術室へ移動しました。麻酔をして、オペが始まりました。麻酔で陣痛が治まった鳥野さんは、主治医の先生に聞きました。
「産声は聞けるんでしょうか」
先生はにっこり笑って
「泣いてくれるかどうかは五分五分かな。産声聞けるといいわね。頑張りましょう」
と答えてくれました。
そんな会話をして間もなく、
「もうすぐ赤ちゃんでますからねー」
の声が。
「えええええ、もう出るの!?」と鳥野さんはスピーディなオペにビックリします。
そして……。
「はーい、赤ちゃん出ます!!」
「おめでとうございます。産まれましたよ! 男の子です」
とうとう、赤ちゃんが産まれたのです。
◇◇◇
鳥野さんは、急きょ、手術をおこなうことになりました。そして手術開始後、赤ちゃんはあっという間に取り出されました。赤ちゃん誕生の瞬間は、感動とともにいろいろな感情が一気に押し寄せてきたのではないでしょうか。みなさんはわが子が生まれた瞬間、どんな気持ちになりましたか?
監修/助産師REIKO
著者:マンガ家・イラストレーター 鳥野とりこ
<小さめ赤ちゃん>「本当に産まれたんだ…」戸惑っていると産声が聞こえてきて、私は思わず…