「自分の何がダメだったか教えてほしい」という夫。返信せずにいると突如別居先に現われて！？

仕事と自分にしか興味がなく、家でも家事や育児は妻任せの夫に日々不満を抱えて生活していた妻。しかし、夫が娘の1歳の誕生日よりも飲み会を優先したことで蓄積した我慢が限界に達し、娘を連れて実家へ戻った。

実家で過ごしていたある朝、母がパートへ行く前にわざわざ作ってくれた朝食に、父は「おかずが多い」などと文句をつけた。

「お母さんの時間と労力を否定するようなことは言わないで！」

「お父さんが言うべきなのは、お説教じゃなくて、お母さんへの感謝の言葉でしょ！」

思ったことをストレートに伝えた。すると父は素直に「雪穂の言うとおりだ、母さん悪かった」と母へ謝ってくれた。

そうだ、しっかり自分が思っていることを、言葉にしなきゃ伝わらないんだ。

荷物に忍ばせた離婚届に目を落とし「私もパパと、ちゃんと話さなきゃ……」と思うものの、時間はあっという間に過ぎてゆく……。

「パパと話さなきゃ」わかってはいるけれど……

一体、どこから話せばいい？

「自分の何が駄目だったか教えてほしい」という夫に、一体なにから伝えればいい？

考えれば考えるほど、言葉にするのが難しい。

どう伝えようか悩んでいるうちに、あっという間に時間は過ぎていく。

そんなある夜、なんと夫が家に来たのを目にしてしまった！ 妻はどう対応する？！

著者：マンガ家・イラストレーター ちなきち