子育て情報『「園児の置き去り」が増加傾向に!誰にでも起こり得るからこそ…予防のために保護者ができることは?』

「園児の置き去り」が増加傾向に!誰にでも起こり得るからこそ…予防のために保護者ができることは?

②迷子、置き去り、連れ去り等が発生し(かけ)た場合を都が追加したためとのこと。そのため、認可外保育園からの報告はなく、明らかになっている園児の置き去り事故は他にもありそうです。

さらに小崎教授は、保育における「リスクマネジメント」の弱さを指摘されていました。都では、例年開催されている保育士講習会やHPで置き去り関係の注意事項を資料に記載し、園児の置き去り件数が増加している旨を伝えるなど注意喚起をおこなっているとのこと。

保護者にできることってあるの?

保護者の目の届かないところで起こる「園児の置き去り」。保護者にできることをおふたりに伺ったところ、「普段から施設側と保護者側がコミュニケーションをとることが大切だ」とお話しされました。さらに、施設側の対応を普段からよくみておくことが、隠蔽防止にもつながるとのこと。

医療事故などでも施設側と患者側のコミュニケーション不足によりことが大きくなってしまうということが少なくありません。
コミュニケーションをする上で、お互いの伝え方・聞き方も重要になるかと思います。そのようなスキルを身につけることも必要になってくるのではないでしょうか。

保育士不足という問題はなかなか解決が難しい問題ですし、現場の保育士さんも大変なことも多いかと思います。とはいえ、子どもの命を脅かすような事故はあってはならないことだと思います。さまざまな対策が講じられ、より安心して子どもを預けられる場所となるとよいですね。


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