子育て情報『「残さず食べようね」はNG!?食べてもらいたくて、ついやりがち…子どもの食事のNG声かけとは』

2022年11月1日 17:20

「残さず食べようね」はNG!?食べてもらいたくて、ついやりがち…子どもの食事のNG声かけとは

目次

・うちの子、完食しないんです…
・うちの子、立ち歩いて食べるんです…
「残さず食べようね」はNG!?食べてもらいたくて、ついやりがち…子どもの食事のNG声かけとは


保育士の中田馨さんが、子どもの食事のお悩みについて詳しく教えてくれました。「なかなか食事を食べてくれない」「立ち歩いて食べてしまう…」など、子どもの食事に関する悩みは尽きませんよね。じょうずに楽しく食事する方法についても教えてくれているので、ぜひ参考にしてくださいね。

こんにちは!保育士の中田馨です。子育ての悩みの中で、上位に上がってくるお悩みのひとつに「食事」があります。食べることは「生きること」につながるので、元気いっぱい大きくなってほしい!と願うパパやママにとって重要な位置に占めることだと思います。

今回は、そんな食事周りの事のお悩みのお話です。

うちの子、完食しないんです…

「食卓に出した食べ物を全部食べてほしい!」と思うのは、親としての思いだと思います。
私も、今でも「できれば、全部食べてほしいな」という思いを持っています。しかし、離乳食期の赤ちゃんも幼児食期の子どもも、残すときは残すものなのです。

そもそも大人も食べる量は人それぞれです。食べる量は日によっても変わります。それは子どもだって一緒です。と思ったら、今日出した食事量がその子にとって適量か?と言われたらそうではないですよね。「完食してくれるとうれしいけれど、必ずしも完食しなければいけないわけではない」ということです。

もし、毎回半分くらい残るなら、最初から半分に減らして食卓に出せばいいのです。
「また半分残した……」という気持ちになるくらいなら、半分の量を「全部食べたね」と食べられた喜びを感じることのほうが親子共に幸せですよ。

うちの子、立ち歩いて食べるんです…

自分で動けるようになってくると、さまざまなものに興味を持ち、食事中だとしても、立ったり歩いたりする時期があります。「座りなさい」と座らせてもすぐに立ち上がるので、「追いかけて食べさせている」というお話を聞くことがあります。気持ちは、とても分かるのですが「追いかけて食べさせる」ことは、お行儀の問題ももちろんありますが、それ以上にとても危険なのでやめてください。

消費者庁からも「食べているときは、姿勢をよくし、食べることに集中させましょう。物を口に入れたままで、走ったり、笑ったり、泣いたり、声を出したりすると、誤って吸引し、窒息・誤嚥するリスクがあります。」

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