2022年11月9日 10:00
<発達が遅い息子に悩んだ日々>「何度言えばわかるの!!」息子に大声を出した後、冷静になった私は…
息子さんが1歳半になったころ、NEGIさんは発達に違和感を覚えるように……。同じことを何度言っても繰り返す、手を繋いでいられないなど、息子の行動がほかの子どもと違うことに気づいてしまったのです。そして1歳半健診に行ったとき、その疑問は確信へと変わります。たつき君は走り回っていましたが、会場にいたほかの子ども達は落ち着いてママの膝の上に座ったり、落ち着いて絵本を読んでいたからです。その夜、NEGIさんは今までずっと考えないようにしていたことをスマートフォンで調べ始めるのでした。
今まで通りたつき君のことをかわいいと思えるのか。
今まで通り愛せるのか。
この2つの疑問が、NEGIさんの頭をよぎってしまいました。
(そんなことを考えてしまう時点で、母親失格なんじゃないか?)
不安で押しつぶされそうになりながらも、問題行動の解決策が分からないことに対して落胆するのでした。
その後も状況は特に変わらない日々が続いて…
お家にいるとテレビばかり見てしまうたつき君。
「よし、公園に行こうか!」
NEGIさんがそう言うと、その言葉に反応!
裸足で外に出ようとしてしまいました。
しかし、今までにも何度も"靴を履いてから外に出る"ということを
教えていたNEGIさんはついイラ立ってしまい、
「靴を履いてからだって何度言えば分かるの!!」と
大きな声で怒鳴ってしまいました。
すると、「うわぁぁぁぁぁ」と泣き出すたつき君。
その声にハッとしたNEGIさんは、
(私、どうして怒鳴ってるんだろう?)と我に返ります。
そして冷静にたつき君を見つめると、
(怒られたから泣いてるんじゃなくて、
大きな声にただ驚いただけなんだろうな……)
そう考えてしまうのでした。
その後は急に"へらぁっ"と笑い出したたつき君。
息子の行動が理解できないと困惑しながらも、
ひとまず2歳になるまでは様子見にしようと決意するのでした。