2022年12月23日 09:30
「助けてって言ってるのに」夜はゲーム三昧で育児をしない夫。心身の限界を感じた私が夫に切り出した話
「息子さんを見れば、お母さんからたくさん愛情を受けて育てきたのがわかります。よくここまで頑張ってこられましたね」
どんなときも肯定してくれたその保育士さんのおかげで、Mさんは自分の育児に自信が持てるようになりました。
そしてMさんは夫と話し合いをすることに。Mさんは夫に、育児をするつもりがないなら、離婚を選択する意思があることを伝えました。ようやく夫は反省したのか、「ずっと我慢させていてごめん」とMさんに謝りました。その後、2人は何度も話し合いを重ねていきました。
話し合いの中でいくつかのルールが生まれ、それらを積み重ねていくことで、冷え切っていた2人の関係は少しずつ修復していきました。息子と一緒に過ごす時間が増えるにつれて、夫が父親らしくなったように感じたMさん。
Mさんは今は、わが子を思う気持ちは夫も一緒なのだと思えるように。
Mさんはこうして、産後クライシスを乗り越えました。今、ゆるく2人目の妊活を始めたMさん夫婦。これからも、後悔のない選択ができるように過ごしていきたい、と考えています――。
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出産後数年の間に、急激に夫婦仲が悪化する現象、「産後クライシス」は、産前の夫婦仲が良好であっても起こってしまうことがあるようです。今回Mさんは、産後、夫が育児をしないという状況に悩まされました。パパの子育てに詳しい専門家の小崎先生曰く、「子育てに父親が関わらなかったことが原因で、熟年離婚につながることもある」とのこと。とはいえ、多様性が求められる現代、関わり方は家庭によって異なるものだから、「うちはどうする?」と、自分たちらしさの意識を高めることが大切なのだそうです。
Mさんのように、夫婦で話し合うことは、産後クライシスを回避したり乗り越えたりする一歩になりそうですね。
著者:マンガ家・イラストレーター まめねこ
4歳差男子2人のママ。クセの強い長男と、自我芽生えまくりの次男、ふわっとした夫、ブッサかわな愛犬とで5年前から山奥暮らしを満喫中。Instagramでは日々の知育あそびや、フォロワーさんのお悩みをマンガ化して投稿しています。
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