<しっぽがついている息子> 「何してるの!?」退院後、生後8カ月の息子が頭を打ちつけ始め…
妊娠中、医師から赤ちゃんが仙骨部分に巨大な腫瘍ができる仙尾部奇形腫(せんびぶきけいしゅ)と診断された、ゆーとぴあさん。その後、無事出産し、赤ちゃんの腫瘍を取る手術も終えました。そして、赤ちゃんと一緒に里帰りしたのですが……。
赤ちゃんの言動の本当の意味
夫の提案で赤ちゃんの退院後、実家に里帰りした。
しかし、どこか孤独を感じ……。
※生後まもない赤ちゃんを抱っこするときは、首とおしりを支えるように抱っこしてください。
実家に帰った後、義実家での生活が始まった。
夫は赤ちゃんが泣くと、家族の元へ行き、私はたくさん人がいる中で孤独を感じていた。
そして、赤ちゃんが8カ月になると、自分の頭を叩き始めるように。
このときの私たちは、何も分からずノンキに捉えていた。
自分の頭を打ち付ける行為。それは赤ちゃんの自傷行為だったそう。
うまく表現ができないからこそ、こういった行動に出てしまうのでしょうか。
助産師さん曰く、1〜2歳代の子が物にあたったり、自分自身にあたったりする行動は意外と多いのだとか。
しかし、言葉で感情を表現できるようになってくれば、気にならなくなるそうです。
また自分に当たってしまう要因の1つは、まだ自分の気持ちを抑えるのが難しい時期だということ。この年齢の時期は、脳の表層にある前頭前野と呼ばれる、衝動的な欲求を抑える脳機能の中枢が未発達であり、この部分が機能していないうちは、欲求を抑えることがどうしてもできないと言われているそうです。
助産師さんからのアドバイスとしては、以下が挙げられています。
まずは、『優しく心配している旨をお子さんに伝えること』。すぐにはやめられないかと思うのですが、根気強く繰り返し伝えていくことで、次第に赤ちゃんはダメなことだということを理解していくそう。また、ケガが心配な場合には、床にプレイマットやカーペットなどを敷いたり、家具の角に保護シートをつける対策も◎。
お住まいの地域の保健師に相談して、受けられるサポートなどを紹介してもらうのも1つだと言われていました。