「女の子がよかった」と泣く姑。ヒドイ孫格差をする姑に同居と介護を要求されモヤッ!<ママ友に嫉妬>
とあるパン工場に勤務する3人のワーキングマザーの群像劇です。明るく人当りもよい人気者だが、元ヤングケアラーで義実家との確執を抱えている花岡楓(40歳)。パン工場の職場の同僚に「コミュニケーション力が高くて素敵」と憧れられている、花岡さんもまた、さまざまな悩みを抱えていました。
マンションで夫と2人の息子と暮らす花岡さん。そこに義父母がやってきて、「いずれはあの家を二世帯住宅にして同居しましょ」、「いずれは私たちの介護を楓さんにお願いしたいの」と同居や介護をしろと言ってきたのです。
迷惑な話を隣で聞く夫は、義父母の話を遮ることも、止めることもせず、ただ黙って聞いているだけ。
さらに義母は、息子たちの様子を見て、「しつけがなっていない」「母親の愛情不足。仕事を辞めて育児に専念したら?」と失礼なことをズカズカ言い、毎週お小遣いをせびってくるのです。
孫格差がひどい義母……同居介護を求められても
職場の同僚に、義父母の困った話を相談する花岡さん。
どうしても女の子の孫がほしい義母は、花岡さんが長男を出産すると「女の子がよかった」と泣き、2人目を妊娠しているとき、まだ性別がわかっていないのに女の子の服を買ってきたりしていたそう。
今では義姉の孫娘を可愛がり、息子たちとあからさまな孫格差をしているのに、同居して介護しろと言い出す義母に、モヤモヤが募ります。
わが子の誕生を「女の子がよかった」という義母の希望のせいで喜ばれず、あからさまに孫の可愛がり方にも差があって……義母に良い印象もないのに、「同居しろ」「介護して」と一方的にお願いされるのは誰だって嫌ですよね。
両親の暴走を止めてくれる夫ならいいのですが、両親に強く言えないタイプのよう。親族関係でトラブルを抱えている花岡さん。自分だけ解決するのは難しいですが、家族と協力して問題解決できるといいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター きなこす
「私たちを利用しないで!」介護を押しつける親族、出歩けないわが家…格差に苛立って<ママ友に嫉妬>