<しっぽがついている息子>「あなたは悪くない」支援センターの人から言葉に、母は涙し
妊娠中、医師から赤ちゃんが仙骨部分に巨大な腫瘍ができる仙尾部奇形腫(せんびぶきけいしゅ)と診断された、ゆーとぴあさん。その後、無事出産し、赤ちゃんの腫瘍を取る手術も終えました。そして、赤ちゃんと一緒に実家に里帰りしたのち、義実家での生活がスタートしました。
溜まってたことをすべて吐き出し…
義実家での生活を始めてから、孤独を感じるようになった。
そんなとき、友人から「子育て支援センター」に一緒に行かないかという誘いが来て……。
初めて行った近所の支援センターで、ある保育士さんとの出会った。
息子が「仙尾部奇形種」という病気であることや、子どもへの思いを保育士さんに告げると、保育士さんからは「ちゃんと赤ちゃんでもわかってるから」「あなたは悪くない」と温かい言葉をもらった。
この保育士さんのお子さんも心臓を手術したらしく、お子さんのお話もしてくれ、初対面でとても泣いてしまったけれど良い出会いだった。
育児中のママは自分だけでなく、子どもに関しての悩みもつきないと思います。
そんなとき、今回ゆーとぴあさんが出会った保育士さんのように、悩みや溜まっていることをすべて吐き出せるような場所は必要ですよね。
みなさんは、自分の悩みや考え込んでいることを吐き出す場所はありますか?
監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生
愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
男の子2人を育てるママ。長男くんは仙尾部奇形腫、次男くんは発達障害児。事実を基にした子育てに関するエピソードをマンガ化し、Instagramに投稿しています。
<しっぽがついている息子>「みんな悩みを抱えてるんだ」訪れた子育て支援センターでは友だちもでき