<家事も育児もママですか?>「今何カ月ですか?」子どもの年齢を聞いてきたママ。質問に答えると?
「母親だから、家事も育児もきちんとやらねば」という見えない圧力に押しつぶされそうになりながら、家事育児に奮闘するなな子さん。一方の夫は、「父親になったのだから、たくさん働いて稼がないといけない」そう思ってがむしゃらに働きます。この思いが、のちに夫婦のすれ違いをうんでしまうとは、2人は知らなかったのです――。
スーパーで見知らぬ人に「かわいそうに…」と言われてから、なな子さんはスーパーに行く頻度を減らしました。
しかし、そうすることで家の中で息子と2人きりの時間が長くなってしまいます。
「雨だと散歩にも行けない……。どうしよう……。」
そのとき、支援センターという文字が目に入ってきたのです。なな子さんは、早速支援センターに行くことにしました。
やさしそうなママだと思ったのに…
支援センターに着いたなな子さん。たくさんのおもちゃがあることに驚いた様子。
受付で支援センターの利用の仕方を教わり、子どもと遊んでいると、何やらヒソヒソ声が聞こえてきました。
そして、「あのっ……」「お子さん今何カ月ですか?」とやさしそうなママが話しかけてきたのです。
なな子さんが「もうすぐ3カ月になります」と答えると……。「まだお座りもできないのに連れてきたの?」「赤ちゃんはつまらないと思うけど……」と言ってきたのです。
そのとき、なな子さんは「あなたは母親として未熟」と言われたような気がしました。
支援センターで出会ったママたちに、「お座りできていないのに連れてきたの?」と言われてしまったなな子さん。
3カ月だからといって支援センターに行っちゃいけないという決まりはありません。支援センターには育児の相談をできる場所もあるので、うまく活用できるといいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター みほはは
男の子ふたりの母。専業主婦だったが「お母さんでもきっとできることがある!」と一念発起し、フリーランスのイラストレーターとして独立。SNSでは子どもたちとの思い出や夫婦のことをテーマにマンガを公開している。
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