2023年3月3日 07:40
<過干渉な母親>「弱い子どもに産んでしまった」心配性な母の勧める治療が苦手…断りきれない理由は?
中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日。ぷみらさんが中学生になってもそのような状況が続き、母は口癖のように「アンタのために頑張っている」と、ぷみらさんに嘆いていました。そんなある日、母と祖母が調理器具を凶器のように構え、罵り合うケンカに遭遇したぷみらさん。仲裁に入ると、「アンタがいるから、○ぬのを我慢してる。父さんだって助けてくれないし、本当は離婚したいけど、アンタのために我慢してるの」と、母が涙ながらに訴えてきました。
そんな母に、「我慢しなくていいよ。お父さんと離婚してもいい。
私はお母さんが笑ってるほうがいい!」と、ぷみらさんは気持ちを伝えます。しかし、「アンタにはわからない。父親がいない子どもはかわいそうだし、そんなことできない」と、ぷみらさんを思ってのことだと主張する母。
ぷみらさんは、「貧乏でもお父さんがいなくても、お母さんが笑っていたら、それでいいのに」心の中でつぶやきます。お互いを思う気持ちがすれ違い、分かり合えない2人は……。
母の過剰な心配の先には…
母と祖母の壮絶なケンカからしばらく経ったある日。
「アンタが小さいころ、すぐに熱を出すし、アトピーもあって大変だったのよ?」
ぷみらさんに話す母。
「でも、そんな弱い子どもに産んでしまったのは、私のせいなのよね……。ごめんね」
突然の母の言葉に「そんなこと気にしなくていいのに! 私は健康だと思うけど……」と、気が滅入るぷみらさん。
「だからね、アンタにはもっと漢方を飲んだり、鍼灸に行ったりしてほしいの!」
母の持論で、漢方や鍼灸を勧められますが、ぷみらさんは以前からそのような治療が苦手でした。
「でも、断ったらめっちゃめんどくさそう……。どうしよう……」
ぷみらさんは、母の勧め通りに治療を受けるか、頭を悩ますのでした。