2023年4月1日 10:40
ジェンダーレス、自然派ネームが大人気!男の子「一文字ネーム」人気ランキングTOP10
近年、男の子の名前で人気の「一文字ネーム」。なかでも、男女問わず名づけられることの多い「ジェンダーレスネーム」が人気です。
4,391件の男の子の名前を調査した2023年2月生まれの赤ちゃんの名前ランキングより、前月より名づけの人数が増えた人気の「一文字ネーム」TOP10をご紹介いたします。
1位柊(主なよみ:しゅう)
1位に輝いたのは、「柊(しゅう)」でした。1月は12位でしたが、2月は2位にランクアップ!
「柊」は「ひいらぎ」と読み、冬に花をつける常緑樹の一種。トゲがあり、魔除けの木として古くから親しまれ、2月の節分に飾る風習があります。また、「防衛・防御」「家庭の幸せ」といった花言葉があるため、健康や幸せを願って名前に用いられます。
2位陽(主なよみ:はる、ひなた)
2位には「陽(はる、ひなた)」がランクイン。1月は25位でしたが、2月は14位にランクアップしています。
日の当たる丘を表す「陽」は、日だまりのようなあたたかさや明るさを感じさせる漢字。「太陽のように明るい人になるように」と、名づけに人気です。2022年の年間漢字ランキングでは、3位に入っています。女の子にも名づけられている「ジェンダーレスネーム」の一つです。
3位奏(主なよみ:かなで、そう、かなた)
「奏(かなで、そう、かなた)」という名前が3位にランクインしました。1月は2人でしたが、2月は8人に名づけられています。
「奏」は、音や声をそろえて奏でる意味のほか、神や君主の前に差し出す、という意味も。そのため、調和や芸術性を感じさせます。「そう」というよみは爽やかな印象に。「かなで」というよみは芸術性を感じさせる名前になります。「奏」も「ジェンダーレスネーム」として人気の名前です。
3位晴(主なよみ:はる、はれ、せい)
同率で3位に入ったのは「晴(はる、はれ、せい)」。1月は3人でしたが、2月は9人に名づけられています。
雲が去り、空が澄む様子を表す「晴」という漢字。
晴れた空のように明るく清々しい人に育つようにと、名づけに人気です。
5位彗(主なよみ:けい、すい)
「彗(けい、すい)」が、一文字ネームの5位にランクイン。1月は3人でしたが、2月は8人の男の子に名づけられています。