シングルマザーとして、4歳の娘と2歳の息子を育てています。私には、相談できる家族が近くに住んでいます。さらに、みんな仕事や子育てをしているので、相当な理由がない限り子どもたちを預けることはありません。そんな状況の中「ひとりで子育てをすることがこんなにもつらいのか」と感じた出来事がありました……。
家族全員が胃腸炎に…!
シングルマザーになってから、大黒柱である私が体調を崩したらいけないと思い、体調管理には気をつけていたつもりでした。しかし、保育園で流行っていた胃腸炎が家族全員に移ってしまったのです。
私は、袋を抱えながらトイレに行ったり来たり。その合間に、いつ嘔吐・下痢をするのかわからない状態の子どもの世話をしていました。
ふらふらになりながらも、症状のひどい2日間をなんとか過ごすことができました。
自分の体と子どもたちの看病がつらいだけでなく、その間の仕事・家事はどんどん溜まっていきます。仕事の場合は、他の人にお願いをしたり担当を外してもらうこともできました。
でも家事に関しては代わりがいません。当時は経済的な理由で家事代行を頼むわけにもいかず、溜まった家事を自分ひとりでこなさなければいけませんでした。
経済的な余裕ができたときには、今後同じような状況が発生した場合、自分のためにも子どもたちのためにも行政のサポートやベビーシッターさんに頼ることも視野に入れたいとこのとき思いました。そして、今後も大変な場面はあると思いますが、気持ちの面では、「いつか終わる」と自分に言い聞かせて、なるべく前向きな気持ちで乗り切りたいと思います。
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今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように!
イラスト/きりぷち
監修/助産師 松田玲子
著者:本田りか
天真らんまんな4歳の娘と、やんちゃで甘えん坊な2歳の息子を育てているコスメ大好きママ。営業事務の仕事をしながらライターとしても活動中。
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