「何考えてんの?」ママ友の嫌がらせを注意。なぜか被害者のママが焦り出し!?<お金をせびるママ友>
とかなこさんが話を切り出しました。
「今日さ、私、遅れて来たでしょ? 前にさゆちゃんが言ってたとおり、さゆちゃんの靴だけ蹴散らされてたの……」
「まじか〜かなちゃんが直してくれたの? ありがとね〜!」
かなこさんが用意した、熱々のあんかけ焼きそばを夢中で頰ばるさゆりさん。さゆりさんは話どころではない様子です。
「さとこさん……よそよそしかったし、私が嫌がらせを目撃したの、気が付いているんだと思う」
そして、かなこさんは決意を固めたような表情で、「私……さとこさんに注意しようと思って」とさゆりさんに伝えました。
「は!? 何考えてんの!? 絶対やめて!」
教室の雰囲気を壊したくない気持ちからか、さゆりさんは必死な表情でかなこさんを止めるのでした。
ママ友の嫌がらせを目撃したかなこさんは、本人に直接注意しようと決意しました。同じレッスンに通うママ同士。注意をしたら気まずくなってしまうかもしれないため、勇気のいる決断ですよね。
まして、さゆりさんへの嫌がらせで、自分には直接関係のないこと。かなこさんの正義感は素晴らしいですね。
さゆりさんはかなこさんに嘘をついていたため、なんとも信用しがたい部分がありますが、純粋に心配しているかなこさんのためにも、嫌がらせの問題が穏便に解決するよう願うばかりです。
著者:マンガ家・イラストレーター もち
「娘のもうひとりのママ…」嘘つきママ友の適当な言葉!何も知らず感極まり!?<お金をせびるママ友>