「子どもを捨てた…」寝ている娘を置いて失踪!?男遊びをやめられない母<恋愛依存のシングルマザー>
壮絶な出来事が落ち着き、友だちに近況を話すさえ。母とりな、キキちゃんのために家を引き渡そうかと考えるほど、さえなりに家族を支えながら生きていく覚悟でいました。
「まぁでも、妹さんが改心してよかったね」
話を聞いていたさえの友だちも安堵した様子。ふたりで「今日はパーッと飲もう」と盛り上がっていると、母から電話がかかってきました。
「さえ……りながいないの……キキはひとりで寝てて……」
「すぐ帰る!」
母からの電話に、お店を飛び出し、急いで家に向かうさえ。
「あのバカ! 改心したと思ったのに……」
りなの裏切りに顔を歪ませ、ショックを隠しきれないさえが家に着くと、りなからの置き手紙を見つけます。
“ごめんなさい。キキをお願いします”
「あいつ……キキのこと捨ててった……」
手紙の内容に、さえはがくぜんとするのでした。
お目当ての男性に会うため、ボーイズバーに通い詰めていたりな。そんなりなにとって、子育てに専念する日々は、耐えられなかったのでしょうか……。
わが子を置いて家を出ることは、通常では考えられない行動。りなにどのような思いがあったのかはわかりませんが、愛情深い母とさえのもと、キキちゃんが笑顔で生活できることを願うばかりです。
著者:マンガ家・イラストレーター もち
孫の親権を取った祖母!うつろな目でわが子を抱く母親を見限ったワケは?<恋愛依存のシングルマザー>